なぜなら男だから。

悲惨な思い出ならたくさんありますよ。
トランスなんて全然いい思い出なんてないんだ。
たとえば、
3歳のときに、親戚のおばちゃんが結婚するっていうんで、
女の子だからっていうんでね。
白いドレスを着せられました。かなり泣いた思い出。
ひどかったです。
いとこの男の子は、やんちゃだけど、黒いタキシードを着せられてご機嫌でした。
私は、苦痛だった。泣いていた。
子どもにもプライドはあるのです。
自分に似合わない服は着たくない。
私は女性としては生きられない。
なぜなら男性だから。
私は、女の子としては生きられない。
なぜなら男の子だから。

もっと綺麗な顔立ちとか可愛い顔立ちをしてたらまた違ったものかもしれなかったけど、でもね、男なの私。
だから、綺麗だろうが、端正だろうが、可愛かろうが、不細工だろうが、なんだろうが、私は男なんだ。
それをね、スカート履けだの、化粧をしろだの、うるさいのよね。
私は何回も言うぞ。

男なんだよね。
そこんとこ間違えてきたからいい思い出ないのです。
ああ悲しいよね。悲しいです。

でも、これからは嫁様との思い出とか人生の悲哀でもなんでも思い出をほろほろと重ねていきたい。
それがこれからの人生の抱負です。
私は幸せになりたいのです。